がんの種類

がんは現在、日本人の死因の第1位です。年間で約30万人以上の方々が亡くなっており、今や特別な病気ではなく誰にでも起こりうるものとして知られるようになりました。

死因を大別した際の割合としては全体の3割だと言われていますが、癌の種類の中でも死亡率の高い癌とは一体どんなものなのでしょうか。

そこで今日は、日本人の多くがかかる癌の種類と共に、症状や発症率なども紹介していきたいと思います。

患者数の多い主要な癌 一覧

肺がん

癌の中で最も死亡率が高いと言われているのが肺がん(英語名:Lung cancer)です。生涯にわたってかかる発症率が10%に対して死亡する確率は6%と、死亡率が高いことが分かっています。

統計による癌全体での比率では、40代では10%程度の割合が80代では15%以上と年齢がかさむにつれて増加する傾向にあります。男女比では3:1で男性に多く見られ、非喫煙者と喫煙者の罹患する比率は喫煙者の方が5倍の発生率だと言われています。また、 喫煙開始が早い程リスクは高くなり未成年の内から喫煙を開始すると肺がんになるリスクは6倍まで上がると言われています。癌の種類別死亡率の一覧を見ると、肺がんの比率は非常に高く転移しやすいことも確認することができます。 転移されやすい場所の1つは脳だと言われており、脳に移ってしまうと麻痺やけいれん等の感覚障害が現われ非常に危険な状態になります。

早期発見が生存率の向上に大きく関わっており、ステージ4期では2割程しかなかった生存率も1期であれば6割から8割になると言われています。初期症状としては風邪に似た症状が長く続きますので、咳が続いたり痰に血が混じっていた場合などは早めに検査を受けることをお勧めします。

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乳がん

女性がかかる癌の種類を大別すると、代表的なものに乳がん(英語名:Breast cancer)が挙げられます。乳がんにかかる日本人女性の数は年々増加しており、2000年には遂に胃がんを抜いて発生率がトップになりました。

一生の内に乳がんになる人の割合は4パーセントといわれ、およそ25人に1人が罹患すると言われています。日本における乳がんの統計の一覧を見ると、30代後半から急激に増えていることが分かります。それは40代後半でピークに達した後は徐々に減少していきますが、昨今では20代女性の若年性乳がんも多くなっています。また患者の約2割がこの病気で死亡していますが、早期発見・治療によっては十分完治できます。

乳腺の中で腫瘍が留まりしこりも2センチ以下で転移が見られない1期では生存率は98パーセントと、殆どの患者が完治後再発が無いと言うデータがあります。

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胃がん

日本人の患者が多いことで知られているのが胃がん(英語名:Stomach cancer)です。初期には胃炎や胃潰瘍と勘違いされるケースが多いですが、進行していくに連れ徐々に特有の症状が顔を出してきます。

発生率を年齢別に見た場合は、共に40歳代から増加傾向にあり男女比では男性の方高くなります。生涯で罹患する確率は男性11%に対して女性は6%となっています。昨今では若年性の傾向があり、特有の初期症状が見られないことから早期発見が難しいと言われています。しかし、胃がんは早期に治療することで完治できる病気だと言われています。

胃がんと診断されてからの生存率は男女とも6割を超えていることからも、早期発見がいかに大切であるかが分かります。もし胃に何らかの異常があり、その症状が2週間以上続くようなら、検査するなどの対処をおすすめします。

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大腸がん

日本人の食生活の欧米化に伴い、急激に患者が増えてきた病気と言われています。大腸がん(英語名Colorectal cancer)とは、盲腸や結腸そして直腸などに出来る悪性腫瘍を指します。

発症率としては男性9%に対して女性7%と、男性のが罹患しやすい数値が出ています。肝臓や肺や脳に転移しやすく種類別死亡率で比較すると、男性は3%で女性では2%となっています。割合を年齢別にみると、罹患する人は40歳から年を重ねる毎に増えていることがわかります。

初期症状として下血や血便が挙げられますが、特に理由も無く体重が減少したり帯状疱疹などの病気を発症する場合は注意が必要です。

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すい臓がん

症状が自覚しづらい為、早期発見が困難な上に進行が早いと言われているのがすい臓がん(英語名:Pancreatic cancer)です。

発症率は男女とも2%で、日本人の45人に1人の割合で罹患しています。早期に発見された人の2割近くは自覚症状が無かったとの調査結果もあり、症状を感じる頃には癌の進行がかなり進んでいる恐れがあります。罹患者の多くは治療を始めて2年以内に亡くなっていることも、癌の王様と呼ばれる所以ではないでしょうか。糖尿病が原因になることも多いので、糖尿病の遺伝を持つ家系や体質の人はリスクが高くなります。喫煙も発生率を高める危険な要因であることも分かっています。

すい臓がんのリスクを抑える為にも、日頃から禁煙や偏った食生活を避けることが大切になってきます。

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